夢の不老不死薬?今、世界が注目するアンチエイジング薬とは

   

おじいさん

こんにちは、ノブです。

みなさん、一昨年末にネットをこんなニュースが駆け巡ったのを知っていますか?

よくある眉唾ものの話ではなく、FDA(米国食品医薬品局)がアンチエイジング薬としての試験を認めたのですから、その信憑性は高いです。

それもわけの分からない物質でもなく、これまでも普通に医療に用いられてきた糖尿病の治療薬というのですから2度びっくりです。

数年後には誰もが知るアンチエイジング薬になっているかもしれません。

いつまでも元気でいたい中高年ならウォッチするべき話題ですよ。

今回はこのメトホルミンについてくわしく解説しますね。

もともとは古い糖尿病の薬

お医者さん

メトホルミンは古くから用いられている糖尿病の薬で、ビグアナイド薬という種類のグループに含まれる薬剤の1つです。

糖尿病治療といってもインスリンが不足しているタイプ(1型)の糖尿病(インスリン注射が必要)ではなく、インスリンは十分あるいは過剰に出ているのに反応が悪くなったり、分泌されるタイミングが悪くなって起こるタイプ(2型)の糖尿病に処方されます。

日本では糖尿病の90%以上は2型です。われわれ中高年がなるのはほぼ2型といっていいでしょう。

メトホルミンは何十年も前から、そして今も2型糖尿病治療の主力の薬なのです。

古いありふれた薬のメトホルミンなのですが、英国での18万人以上もの人を対象にした大規模研究で、寿命を延ばす効果があるとして、一気に注目されるようになったのです。

アンチエイジング効果のある薬として最有力候補

アンチエイジング 長寿

糖尿病は全身に影響のある病気で、発症すると神経や目、血管、腎臓などに、さまざまな合併症が起こることが知られています。

そのため糖尿病の人はそうでない人に比べて、統計的に8年寿命が短くなることがわかっています。

しかし、上述の大規模研究で糖尿病治療にメトホルミンを常用している人は、糖尿病でない人と比べて同等あるいはそれ以上に長生きであることがわかったのです。

そのため昨年の2016年に史上初めてアンチエイジングの臨床試験「メトホルミンによる加齢抑制」が開始されました。

70~80歳の人を対象に、数年かけてメトホルミンを服用した人としなかった人で、どれだけ寿命などに違いが出てくるのかを調べるそうです。

抗ガン作用があるとして研究もされている

研究

メトホルミンにはアンチエイジング以外にも有用な効果がいくつか報告されています。

代表的なものが抗ガン作用でアンチエイジング効果が知られる以前から、腫瘍を抑制する作用があるとされていました。

インスリンにはガンの増殖を促進する作用があって、インスリン量の増える2型糖尿病の人はガンになる確率が高いのです。

以前から、メトホルミンにはガン細胞の増殖を抑えるAMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)を活性化させてガンを抑制する作用が知られていましたが、ほかにガンを攻撃する免疫細胞のひとつ、キラーT細胞を活性化させてガンを防ぐなど、新しい作用もわかってきています。

最近では、大腸ポリープの手術後に用いたところ、低用量で再発予防効果があることが報告されています。

メトホルミンにはその他に、動脈硬化を抑制する効果もあり、心血管疾患などの生活習慣病に対する予防効果も認められています。

米国立老化研究所のマウスを使った研究では、メトホルミンは寿命を5%伸ばし、摂取カロリーを減らし、コレステロール値の減少、ガンや腎臓病の発症を低下させることがわかっています。

コストが安い

低コスト

ここまで読むかぎり、メトホルミンは夢のような薬ですね。

ところが普通、この手の薬はいざ認可されたはいいものの、薬価がメチャメチャ高くておいそれと使えない!なんてことがよくあります。

コストの方は大丈夫なのでしょうか?

最初にご紹介したように、メトホルミンは古い薬のため薬価は非常に安く、1錠250mgが10円程度なのです。

安すぎでしょ?

病院で処方される場合処方料がプラスされますが、薬価がこれだけ安ければしれています。

先の大腸ポリープの予防には1回1錠しか投与していません。コストパフォーマンス高すぎ。

でも、もし将来サプリメントとして販売されることがあるとしたら、”寿命を延ばす”効果があるとして、とんでもなく値段が釣り上がっていくかもしれませんね。

メトホルミンの副作用は

要注意

メトホルミンには重大な副作用として乳酸アシドーシスや低血糖(1~5%未満)などがあります。

同じビグアナイド薬のフェンホルミンに乳酸アシドーシスが報告されていて、メトホルミンでも起こる可能性が警戒されていたのですが、今ではメトホルミンではほとんど起こらないことがわかっています。

腎疾患や肝疾患がなければまず心配ありません。(日本では1例もなし)

糖尿病治療薬として長年使用されてきている薬なので膨大な使用実績があり、新薬と違って安心して服用できるのもメリットと言えるでしょう。

メトグルコ(メトホルミン製剤)の添付文書情報

実際に服用してみた

実は、僕はメトホルミンを服用しています。医療関係なのでゴニョゴニョ…

糖尿病ではありませんから、自己責任でアンチエイジング目的で個人的に臨床試験をしています。

メトホルミンのことをニュースで知ったのが一昨年の12月なので、今で1年5ヶ月もの間飲み続けていることになりますね。

用量は1回に250mg錠を2錠で500mg。それを1日2回飲んでいます。

サプリメントは昔も今もいろいろと飲んできましたが、これだけの期間、真面目に飲み続けているのはメトホルミンが初めてですね。

僕自身は長生きしたいわけではなく、生きている間は元気に動き回りたいという思いがあるので飲んでいるのですが、やはり不老という人類の悲願が僕のDNAにも組み込まれているんですかね。

毎日忘れずに飲んでいるのは、無意識に長生きしたいという願いがあるのかもしれません。

肌がきれい?血の巡りが良くなった

気になるメトホルミンの効果ですが、僕の肌は年の割にツルツルになっているかも。

写真の手は僕の手ですが、見た目にきれいでしょ。

テレビを観ている時なんかに、気づいたら手やお腹の皮膚をさすっていることがあります。すべすべして気持ちいいんです。

あと、メトホルミンを飲みだして何か変化はあったかな?と考えていたのですが、そういえば以前は、ちょっと姿勢を悪く手をついて座っていたり頬杖をついたりしていると、腕への血の巡りが悪くなってすぐにしびれていたんですが、最近はしびれた記憶が無いですね。

ずっと飲んでいると変化があっても気づかないのですが、振り返ってみるともっとほかにも効果が出ているかもしれません。

メトホルミンは動脈硬化にも効果があるので、血管が健全になったのかもしれませんね。

まとめ

古来より人類が追い求めてきた不老薬。

その最有力候補で名乗りを上げたのが、ごく普通に利用されてきた糖尿病の薬なのが皮肉ですね。

まったく別の目的で使用されていたor開発されていたのに、思わぬ効果で大ブレイクした発毛剤のミノキシジルやバイアグラのように、メトホルミンも数年後にアンチエイジング薬としてブレイクしているかもしれません。

早く、試験が終わって誰でも利用できるようになるといいですね。

どうしても待てないという人は個人輸入を使えばメトホルミンを手に入れることはできます。

あくまでも自己責任ですよ。


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